地方発IT社長ガリアと、夜の社交場「CLUB AYANO」で輝く人気キャストみなみ。噛み合わないのに妙に心地いい二人の会話が、政治もAIも恋心もシャンパンの泡のように混ざり合う――。「好き」が暴走する男と「距離感」を操る女が織りなす、夜ふかし知的エンタメコラム。
前橋・聖地巡礼のすゝめ?
〜逆境を乗り越えるパワースポット「小川神社」構想〜
〜逆境を乗り越えるパワースポット「小川神社」構想〜

ガリア
ガリア:「今夜も群馬の闇……いや、光の部分にスポットを当てていこうか。みなみさん、これ見た? 前橋の小川市長が使ったとされる例のラブホ、いまや『パワースポット化』してるらしいよ」

みなみ
みなみ:「……もう、いい加減その話題いいよ。ネットも週刊誌も面白おかしく書きすぎ。市長も大変なんだから。」

ガリア
ガリア:「いやいや! 批判してるんじゃないんだよ。むしろ逆。あの絶望的な逆境から選挙で勝って乗り越えたんだから、ある意味めちゃくちゃ『縁起』がいい場所だと思わない? 運気の塊だよ。」

みなみ
みなみ:「まあ……確かにあのV字回復は凄かったけど。だからってパワースポットって、発想が飛躍しすぎでしょ。」

ガリア
ガリア:「そう! だから提案なんだけどさ。該当のホテルも思い切って、その部屋を『神社化』しちゃえばいいと思うんだよね。もう宿泊は禁止。完全にお参り専用にするんだ。」

みなみ
みなみ:「……は? 神社? ラブホを?」

ガリア
ガリア:「そう。露天風呂もあるんでしょ? あれももう『池』とか『御神水』扱いにしちゃってさ。名前はズバリ『小川神社』。キャッチコピーは『あきらめたくないあなたへ』。」

みなみ
みなみ:「ちょっと、不謹慎がすぎて営業停止食らうわよ(笑)。市長を神格化してどうすんの。」

ガリア
ガリア:「いや、これこそが地方創生だよ。お守りとかステッカーのグッズ販売もしてさ。受験生とか、不倫……じゃなくて、困難な恋に悩む人たちが大行列。御朱印ならぬ『御宿泊印』とか配っちゃったりして。なんなら入り口には鳥居も立てたいね。」

みなみ
みなみ:「(ため息)……はいはい。社長の妄想は勝手だけど、それ市長が聞いたら普通に怒るからね? ほら、お酒飲んで落ち着きなさい。」

ガリア
ガリア:「まだあるんだよ。僕、究極のアイデアを思いついちゃった。群馬の魂、上毛かるたの『令和版』を作るべきだと思うんだ。」

みなみ
みなみ:「上毛かるた? 群馬県民の聖域に触れる気?」

ガリア
ガリア:「そう。新しい『け』の札。『県都前橋 ラブホ市長』。これ、語呂も完璧じゃない?」

みなみ
みなみ:「(絶句)…………。」

ガリア
ガリア:「ね? 絵札はこう、スーツ姿でホテルの前でガッツポーズしてる感じで。群馬の子供たちがこれを読み札として一斉に叫ぶわけ。『け! 県都前橋! ラブホ市長!』……どう?」
け
県都前橋
ラブホ市長
県都前橋
ラブホ市長

みなみ
みなみ:「(静かにグラスを置く)……社長。あなた、明日から群馬県出禁になっても知らないからね。もう呆れて言葉も出ないわ。っていうか、今すぐ前橋市民全員に謝ってきなさい。」

ガリア
ガリア:「えっ、そんなに!? むしろ今の前橋の勢いを象徴する一枚になると思ったのに……。じゃあ、せめてこのラウンジ内だけでも公認にしてよ。」

みなみ
みなみ:「無理に決まってるでしょ! ほら、変なこと口走る前に、口を塞ぐためのボトル入れなさい。今日は高めのやつじゃないと許さないから。」

ガリア
ガリア:「……口封じのボトル(笑)。わかりました。じゃあ、『け』に免じて、最高級のやつ、1本いっちゃいます……。僕の『小川神社』構想、いつか分かってくれる日が来るはず……。」

みなみ
みなみ:「一生来ないわよ! 毎度あり♡」


