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地方発IT社長ガリアと、夜の社交場「CLUB AYANO」で輝く人気キャストみなみ。噛み合わないのに妙に心地いい二人の会話が、政治もAIも恋心もシャンパンの泡のように混ざり合う――。「好き」が暴走する男と「距離感」を操る女が織りなす、夜ふかし知的エンタメコラム。

不適切にもほどがある!新春SPを語る
みなみ
みなみ
「さぁ始まりました、夜ふかしデジタルラウンジ。今日のテーマは――ドラマ『ふてほど(不適切にもほどがある!)』新春スペシャル。社長、観た?」
ガリア
ガリア
「観た観た! いやぁ、やっぱ阿部サダヲ強いね。市郎、相変わらず不適切で最高だった(笑)」
みなみ
みなみ
「でしょ。令和に昭和の価値観を真正面からぶつけてくる感じ。あの空気、クセになるよね」
ガリア
ガリア
「でもさ……あのセリフよ。 『喫茶店でタバコ吸えなくなったら、日本はおしまいだ』 ――あれ、俺ちょっと泣きそうになった」
みなみ
みなみ
「は? どこに泣く要素あった?」
ガリア
ガリア
「だってさ、昔はさ、喫茶店=タバコだったじゃん?コーヒーと一緒に一服して、考え事して、仕事のアイデア浮かんで……」
みなみ
みなみ
「はいはい、“昭和セットメニュー”ね」
ガリア
ガリア
「今や喫煙所探すのが仕事より大変でさ……ビルの裏で縮こまって吸ってるとき、“俺、何か悪いことした?”って思うわけよ」
みなみ
みなみ
「してないけど、好かれてもいない。でもさ、このドラマの面白いところって、“その時代の当たり前”を今にぶつけてるところじゃない?」
ガリア
ガリア
「……たしかに」
みなみ
みなみ
「昭和ではOKだったことが、今は完全アウト。逆に、今の“正しさ”も、10年後には不適切かもしれない。その揺らぎを笑いにしてるのが『ふてほど』の上手さ」
ガリア
ガリア
「そう考えると、タバコもただの象徴か……」
みなみ
みなみ
「そうそう。“喫煙=悪”って単純な話じゃなくて、『時代に取り残される感覚』そのものを市郎が背負ってる感じ」
ガリア
ガリア
「うわ……それ言われると刺さるな。だってIT業界にいてもさ、“その発言、もうアウトです”って急に言われることあるし。昨日までOKだった冗談が、今日から地雷」
みなみ
みなみ
「あるね。市郎って、ちゃんと“ズレてる自分”を自覚しないまま突っ込むでしょ。そこが面白いし、同時に怖いのよ」
ガリア
ガリア
「……」
みなみ
みなみ
「で、社長はどっち? “時代に文句言う側”か、“自分をアップデートする側”か」
ガリア
ガリア
「え、両立じゃダメ? いやでもさ、全部我慢してたら息詰まるじゃん」
みなみ
みなみ
「分かるよ。だからこのドラマ、笑えるんだよね。『昔はよかった』って叫びが、ちょっと愛おしい」
ガリア
ガリア
「だろ? 俺も愛おしい存在だと思うんだけど」
みなみ
みなみ
「うん、それは勘違い。だって社長の場合、“肩身が狭い喫煙族”とか言いながら、結局どこかで開き直ってるでしょ」
ガリア
ガリア
「……ちょっとはね」
みなみ
みなみ
「ほら出た。で、そういう人が最後に言うセリフ、決まってるの。『俺は悪くない、時代がおかしい』 心の中では言ってるでしょ?」
ガリア
ガリア
「ぐっ……言ってない!」
みなみ
みなみ
「というわけで社長。その喫煙への未練も、昭和へのノスタルジーも含めて――不適切にもほどがある。」
ガリア
ガリア
「オチが強すぎるぅぅぅぅ!」