地方発IT社長ガリアと、夜の社交場「CLUB AYANO」で輝く人気キャストみなみ。噛み合わないのに妙に心地いい二人の会話が、政治もAIも恋心もシャンパンの泡のように混ざり合う――。「好き」が暴走する男と「距離感」を操る女が織りなす、夜ふかし知的エンタメコラム。
夜ふかしデジタルラウンジ
「男の車とコスパの境界線」
「男の車とコスパの境界線」

みなみ
「いや~夜ふかしデジタルラウンジ、今夜のテーマは『男の車とコスパの境界線』。あかねちゃんの相談からスタートだよ。あかねちゃんの彼氏、ついに『車なんて維持費のムダ!中古の軽で十分!』って言い出したんだって?」

ガリア
「……(耳が痛い)」

みなみ
「『都会ならカーシェア、田舎でも軽が燃費も税金も最強。これこそ現代の賢い選択』。はい出た、正論モンスター。あかねちゃんの彼氏、計算機を枕にして寝てるのかな?」

ガリア
「いや、みなみさん……実は僕も最近、BM手手放そうかなって思ってるんだよね。正直、ランニングコストを考えると、軽自動車の合理性には勝てないというか……」

みなみ
「えっ、ガリア社長まで『コスパの呪文』にかかっちゃったの? 似合わないこと言わないでよ」

あかね
「ねえ、これ炎上覚悟で言うけど……やっぱり男の人には大きい車に乗ってほしい! 軽自動車の助手席に乗る自分を想像すると、なんかテンション上がんないっていうか。ガリアさんみたいにBM転がしてる男の人の方が、シンプルにかっこいいもん!」

ガリア
「(ちょっと嬉しそう)あ、あかねちゃん……。でもほら、維持費がさ……」

みなみ
「あかねちゃん、それは『昭和の残像』だよ。でも、ガリア社長の『合理性への逃げ』も、それはそれでダサいね。」

ガリア
「えっ、どっち!? どっちなの!?」

みなみ
「まずね、車はただの移動手段じゃないの。『自分という存在を、どんな空間にパッケージして移動させるか』っていう、自己演出の最前線なわけ。」

ガリア
「自己演出……」

みなみ
「あかねちゃんの彼氏が言ってることは、経済的には100点だよ。でも、恋愛市場においては『俺は自分の快適さや見栄よりも、月数万円の節約を優先する男です』っていう看板を背負って走ってるようなもん。あかねちゃんが冷めるのは、車が小さいからじゃなくて、その『余裕のなさ』に反応してるのよ。」

あかね
「そう! そういうことなの!」

みなみ
「ただ、あかねちゃんも注意ね。無理してアルファードとかの高級車をフルローンで買って、生活カツカツでデート代も渋るような男。これ、一番の『虚栄心お化け』だから。身の丈に合ってないデカい車ほど、中身の小ささを強調するものはないよ。」

ガリア
「……じゃあ、結局どういうのがいいの? BM乗ってる男より、賢くエコカーに乗ってる男子の方が、みなみ的には好みなの?」

みなみ
「あのね、私が一番色気を感じるのは『身の丈に合った車を、驚くほど丁寧に、綺麗に乗ってる人』かな。中古の軽でもいい。でも、洗車が行き届いてて、内装に清潔感あって、その車を『自分の道具』として愛してる人。そこにその人の『生活の丁寧さ』が出るのよ。」

ガリア
「丁寧さ……。僕のBM、先週のゴルフの芝がまだフロアマットに……」

みなみ
「それ最悪。ステータスに乗っかってるだけで、車を扱いきれてない証拠。ガリア社長が軽に乗り換えたら、たぶん一週間でゴミ屋敷になるよ?」

ガリア
「ひどい!」

みなみ
「結局ね、車をコスパで語る男は、女のこともコスパで選び始めるの。『結婚式は無駄』『記念日は非合理的』。そうやって人生の余白を削り取っていく。あかねちゃんの彼氏が検討してるのは、中古の軽じゃなくて『あかねちゃんとの思い出にかける予算の削減』かもしれないよ?」

あかね
「……急に怖くなってきた。別れていいかな」

ガリア
「極論すぎるだろ! でも……よし、僕はBM乗り続けるよ。丁寧に乗る。洗車も行く!」

みなみ
「はい、決意表明ありがとうございます。じゃあ、その『見栄の維持費』として、今夜も高級ボトル1本入れとくね💗 車を維持できる甲斐性があるなら、このくらい余裕でしょ?」

ガリア
「……結局、一番維持費がかかるのは、このラウンジのみなみさんだよ!!」

みなみ
「ふふっ。私は燃費悪いわよ? ハイオク指定、グランクラス級のメンテナンスが必要。でも、乗ってみる?」

ガリア
「……お代わりお願いします」

みなみ
「はい、毎度あり💗」



