Amazon Prime Video独占配信ドラマ『1122 いいふうふ』――夫婦のかたちを問う、大人のリアルラブストーリー

24年6月14日より、Amazon Prime Videoにて独占配信中のドラマ「1122 いいふうふ」が、視聴者の心をじわじわとつかんでいる。本作は、渡辺ペコによる同名の人気漫画を原作にした全7話構成のオリジナルドラマ。主演は高畑充希と岡田将生、監督を務めたのは「愛がなんだ」「ちひろさん」などで知られる今泉力哉だ。

“いい夫婦”は、本当に幸せなのか?

物語の主人公は、結婚7年目の夫婦・相原一子(高畑充希)と二也(岡田将生)。仲は良いがセックスレスという現実を前に、一子の提案により、二也は“婚外恋愛”を認められることになる。
一見、円満に見えるふたりの関係。しかし、恋愛と結婚、信頼と裏切り、愛と孤独の境界はあまりにも曖昧だった。

二也が交際を始めるのは、美しく繊細な女性・美月(西野七瀬)。一方の一子も、職場の年下男子・五代(成田凌)との距離を縮めていく。ふたりの“許し合い”の関係は、次第にほころびを見せ、やがて夫婦の絆そのものが試されていくことに――。

豪華キャストとクリエイター陣が紡ぐ“リアルな関係”

本作を彩るのは、主演の高畑充希・岡田将生をはじめ、西野七瀬、高良健吾、成田凌、中田クルミ、風吹ジュンといった実力派のキャスト陣。
監督を務める今泉力哉と脚本の今泉かおりは実生活でも夫婦であり、等身大の男女の機微や、言葉にならない感情の揺れを繊細に描き出している。

さらに、主題歌にはスピッツの「i-O(修理のうた)」が起用され、柔らかなメロディとともに、作品の余韻をより深いものにしている。

「話し合うこと」の難しさと美しさ

本作が映し出すのは、完璧ではない、でも本物の「夫婦」の姿だ。
SNSやレビューサイトでは、「主演ふたりの柔らかい雰囲気からは意外なほど刺激的な展開に驚いたが、気付けば全話見終わっていた」「夫婦の会話がリアルで、自分自身の関係性を見つめ直すきっかけになった」といった感想が並ぶ。

セリフの一つひとつが丁寧に選ばれており、観る者に問いを投げかける。
「“いい夫婦”って、何だろう?」
そんな問いを胸に、本作を観終えた後、隣にいる誰かとの関係をふと考えてしまうはずだ。

配信情報

  • タイトル:1122 いいふうふ
  • 配信開始日:2024年6月14日〜(Prime Video独占配信)
  • 話数:全7話(各話約57分)
  • 原作:渡辺ペコ『1122』
  • 監督:今泉力哉
  • 脚本:今泉かおり
  • 出演:高畑充希、岡田将生、西野七瀬、高良健吾、成田凌 ほか
  • 主題歌:スピッツ「i-O(修理のうた)」

“夫婦”というありふれたテーマに、ここまで新鮮で、痛みとぬくもりをもって向き合ったドラマがあっただろうか。
繊細で静かな感動を届ける「1122 いいふうふ」は、今、最も観るべき大人のラブストーリーだ。

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