
翔平は小学6年生の時に父母が離婚。母親が女手一つで育ててきた。野球少年だった翔平は高校3年生の時に甲子園に出場。ピッチャーとして投げた。家族は離れ離れになったけれど、甲子園に家族が翔平の応援に駆け付けた。父母別々の場所から見守る中、投げた一球が打ち返され、白球が放物線を描くように宙に舞い上がって…。
MUSIC 作詞/西谷恭介 作曲/TOP MIDI AI
「真夏のキャッチボール」
電光掲示板の後ろのきらめく入道雲
灼熱の照り付ける夏の甲子園
マウンドの君の眼差 遠くから見守ってる
応援席に響く鼓動
君の瞳の後ろに映る 昔の面影
2歳の日 はじめて立てたあの瞬間(とき)の
あどけない君の笑顔
シングルには冷たい世間の風
君を守るために 踏ん張ってきた
君がいたから 踏ん張れてきた
電光掲示板の後ろにはためく学校旗(がっこうき)
さわやかに吹きつける真夏の風
打席に立つ君の横顔 遠くから見守ってる
応援席に響く鼓動
君の眼差の向こうに浮かぶ 昔の面影
6歳の日 はじめて握ったバット
ぎこちない君のスイング
あの日で止まった 家族のツイート
バースデーケーキを包み込むみんなの笑顔
みんな揃って写ってる家族旅行の海辺の写真
いまそれぞれの場所から君のことを祈ってる
想いは一つ
23(ツー・スリー)の瀬戸際で汗をぬぐう君のしぐさ
熱気が焦がすナインの闘志
ピンチの時でも仲間がいたから頑張れて来た
喧噪の中の静寂
想いを背負って放つ一球
勝利を分かつスローモーション
白球が描く放物線
宙に集まる熱視線
交差する喧噪と静寂
9回の裏 夏の終わりを告げるサイレン
君にとっての新しい始まりの合図
Not AI Creation
©西谷恭介 Kyoshuke Nishitani