過程を「見える」状態にしておく!
学習とは「多くの問題の中から出来ない問題を発見して、それを繰り返し反復することで定着させていく」ことです。そして、その反復がしっかり機能すれば、成績はしっかり着実に伸びていきます。とはいえ、人間は忘れる生き物です。だから間違えた問題を後でやり直そうというのは、案外、難しいことです。
では、どうすればよいか。ヒントは「付箋」にあります。
たとえば、次の(6)の問題がワークの15ページにあるとします。この問題をもう一度復習したい。そうしたら、そのページの上に付箋を貼っておくのです。この付箋の枚数が5枚(これは個人個人で決めて下さい)になったら、解き直しを行うといったルールを作ってやればよいわけです。「解き直し」をして、できれば、付箋ははがしていく。そうすれば、無用に増えずにすみます。また付箋が減ることで達成感も感じられます。

宿題を忘れがちな人にもこの方法はおすすめです。やるべきページに付箋を貼っておく。復習用と併用する人は色を分けるといいと思います。あまりにも忘れる人は、大きめのタイプをつかって、ワークの表紙にそのまま貼り付けるのも手です。

こうして「見える化」することで、忘れる機会はぐっと減るはずです。