予言的な過去のフジのステーションコピー
過去のフジテレビのステーションコピーを眺めていたら、結構ブーメランになっていて興味深かった。暗示的だったり、予言的だったり。
山藤章二さんの週刊朝日に連載されていた風刺のイラストコラムがしいたけは好物でした。
今回は山藤さんにはぜんぜん及びませんが、風刺も効かせて、過去のフジテレビのステーションコピーで、新聞広告風のポスター作りをしてみました。
作品1

昔の生きの良かった頃のフジテレビだったら、こんな感じで自虐的に自局批判をしたんだろうな。
「みんな、そろそろ、ホントのことを。」は1992年前期のフジのスローガン。まさに今の状況にぴったりな予言的(?)なコピーだ。
「4月からのフジテレビに気をつけよう。」は1989年の春改編のコピーです。
いま、まさに「4月からのフジテレビ」がどうなっていくのか、さまざまなステークホルダーが注視している状況です。なんとも暗示的な内容ですね。
作品2

「ミトカナイトフジ!」は2011年春のスローガン。これ、並べかえたら「フジトミナトカイ」(フジと港会)になるんです。狙って作っているわけじゃないだろうけど、13年の時を経て、こんなことになろうとは思ってなかったでしょうね。
ちなみにこのコピーには「ナカイ」も入っています。
「なんか、変化。」は1989年後期のスローガン。早い段階で「なんか、変か?(俺たち)」って気付いていたら、いまの状況は回避できていたかもしれませんね。
「変わるフジ、変えるテレビ」(2018年春)。こうなってしまった以上、こんな気概で再起をしてほしいところ。
「スーパーTV宣言」は1987年から88年くらいまで使われていたコピーです。
さあさあ、「ヘンシン! 新型フジテレビ」となっていただきましょうか。
JOCXTV2は今思えばかなり暗示的なブリッジでした。
フジテレビの深夜枠の始まりに「JOCXTV2」というブリッジ的な動画があって、高校生だった自分は寝静まった家の中で背徳感を抱えながら、この砂漠を見立てた女性の全裸を見ていました。
余談になりますが、この後に始まる「マーケティング天国」や「カノッサの屈辱」、ほんと好きでした。特に「カノッサ」は無茶苦茶はまりました。
さて、このブリッジ動画、いま見ると「上納」を連想してしまうのは、自分だけなのかなあ。
実物の動画がないと、よく分からないと思うので、YouTubeから見つけてきました。団塊ジュニア世代なら、見たことある人も結構いるんじゃないでしょうか。
「JOCX」(ジェーオーシーエックス)はフジテレビのコールサインだけど、実は「ジョーノー〇ックス」TVだったなんて。
お後がよろしいようなので、今日はこの辺で。